旧塗装の含有物調査
旧塗装系は「平成2年の鋼道路橋塗装・防食便覧」までは鉛・クロム系塗料を 犠牲防食材として使用してきた。 また、ボックス桁の内部塗装にはタールエポキシ樹脂等が使用されている。 |
再塗装する場合の旧塗装の除去に際しては 「安全衛生法」と「廃棄物の処理及び清掃に関する法律」に定める基準を 遵守する必要がある。 そのために、定期点検業務を含めて塗装塗り替え時には事前調査が必ず必要である。 しかし事前調査であっても、同様に法的基準を遵守し対策を取らなければならない。 |
1.鉛作業主任者の選任 |
2.特定化学物質及び四アルキル鉛等作業主任者の選任 |
3.特定化学物質管理責任者の選任 |
4.特定化学物質リスクアセスメントの実施 |
その直接指揮のもと作業者に特別教育を実施し、グローブバッグ等の粉じん遮断設備を設置した上で、作業者には電動ファン付き防塵マスクを装着させて試料採取を行う。 さらに、仕様に基づき塗装を行う必要がある。 |
1. 作業前 清掃 |
2. グローブバック設置 |
3. 試料採取 |
4. ジンクリッジ塗布状況 |
5 下塗り材1層目塗布 |
6. 下塗り材2層目塗布 |
7. 中塗り塗布状況 |
8. 上塗り塗布状況 |
9. 完 了 |